環境にこだわる

初めて挫折なのかな?と思った日が高校生になって一番最初の練習でした。
中学生までは長野県のとても小さな町でサッカーをしていたので競争、ポジション争いがありませんでした。みんなで頑張るサッカーです。笑

僕には幼稚園からのライバル兼親友がいます。何をやっても上手にできる彼は多分天才なんでしょう。しかし北沢少年は諦めません。どうしたら勝てるのかを考える。でもその環境がもしかしたら今に繋がっているのかもという仮説の話です。

今、ライバルがいたり、ポジション争いしている選手に見てもらえたら嬉しいです。

ヨーロッパでサッカーをしていると、プロ、アマチュア、ユース、女子チーム関係なくあらゆるチームがポジション争い、競争だらけです。
そんな環境で高校までは育って来なかった僕からすると、なんて残酷な世界なんだと思いました。

この世界に4年間身を置いていますが、今でもビックリの連続です。
シーズンの途中でチームが3連敗したことを理由に監督が次の日の練習に来なくなったり(解任)、コーチ陣と揉めた選手がチームを実質クビにされたり、同じリーグだけどチームを移籍して違うチームの選手として戦うことになる選手がいたり...。

中学時代に、とにかく俺が一番サッカーが好きなんだと思い込んでひたすら部活動に励む。みたいな青春を過ごした僕からすれば、この世界は恐ろしいほどに残酷です。

同時に、嫌でも自分がうまくなる(成長する)必要がある状況やきっかけを与えてくれます。

その面では、少年時代の僕は恵まれていました。
小中高で同じ学校のライバル兼親友がいたので、俺はどうやったらアイツに張り合えるのかを考えてました。
そいつに負けようもんなら悔しい思いをした分、練習もしました。

ヨーロッパに来て、試合に出場できなかったり、上手く行かないことがあった時、同じようなことをします。

つまり、課題を分析して、どうしたらアイツ(チームメイトや相手)に勝てるのか?を考えて、やってみる。そして勝つ。をひたすら繰り返します。
今では、自分の言葉にして反省と実行の繰り返しができるように努力するけれど、当時の僕はとにかく隣のアイツには負けたくない一心でした。

成長し上手くなる選手は反骨心があるとお思います。
サッカーは、そうやって上手くなっていくものだと思います。
僕にとってサッカーとは、そうやって熱狂させてくれて魅了させてくれるスポーツです。

上手くなるには環境を己が最大限成長できる場所に身を置き、そこで戦う覚悟を持つことではないでしょうか?

この環境にこだわることができているか?

少なくとも僕はそう言う世界で戦って、ピッチの上で感謝の気持ちを表現する選手でいよう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
北沢智哉の応援よろしくお願いします。

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