Vol.1なぜヨーロッパでサッカー挑戦をするのか?海外でサッカーをする魅力と理由
智哉のロッカールーム
第一話 なぜヨーロッパでサッカー挑戦をするのか?"海外でサッカーをする魅力とその理由"
オーストリアの首都、ウィーンは、「世界で最も住みやすい都市」ランキングで堂々の第一位に輝き、世界的に話題を集めました
白色を基調とした美しい歴史的建造物や、美術史に名を刻む芸術家の名作と出会える美術館や博物館、毎夜のように繰り広げられるオペラ、ザッハトルテなどのグルメも有名です
一言で表すのであれば、「音楽と芸術の都」です
→言語は基本的にはドイツ語ですが、「ヴィエナーリッシュ」と言われるオーストリア訛りのドイツ語です
そんな音楽と芸術の都ウィーンでサッカー選手として生活をしているのが私、北沢智哉です
贅沢にもウィーンの大人気観光地、オペラ座やシュテファン大聖堂は、僕のランニングコースです
オフの日にはザッハトルテをいただきました
その時のザッハートルテ。甘党の方は好きな味
スペインやドイツといえばサッカーが一番最初に思いつくかもしれませんが、オーストリアはなかなかそうはいきません
では、なぜオーストリアを選んだのか、ヨーロッパサッカーの仕組みとともに説明したいと思います
ヨーロッパでサッカーをやっている理由の一つに、サッカーが文化になっているという点があります
スペイン、イタリア、ドイツ、イギリスそしてフランスがヨーロッパ5大リーグと言われ、サッカー選手なら誰しもがそこを目指すリーグがあり、僕自身も、2027年にはドイツ2部リーグでプレーするという目標があります
オーストリア、ベルギー、オランダなどの5大リーグ周辺国のリーグは若手の登竜門、ステップアップの国と言われていて、上を目指す若い選手が多く存在します
日本でプロ契約を取れなかった選手がドイツやスペインなどにアチュア選手としてプレーしているのをよく目にしますが、オーストリアには現在プロサッカー選手を含めて10人ほどしかいません
しかし、同年代でフランスリーグに移籍した中村圭人選手や、南野選手など多くの選手がヨーロッパ5大リーグへ移籍しています
そのステップアップの国オーストリアでも、やはりサッカーの文化は根付いています
僕がプレーをしているオーストリア4部リーグでも、週末の試合になると毎試合200人以上がサッカーを見にきます
これは、パッと見たら少ない人数かもしれませんが、彼らの目は厳しく、試合後にいいプレーなどができたら声をかけてくれたりと、常にチャンスが転がっている状況です
エスコートキッズと入場
また、サッカーの規模はドイツに比べて小さいものの、日本人の少ないオーストリアで活躍さえすれば、「あのアジア人は誰だ?」と注目度はとても大きくなるのも、ここでサッカーをする理由の一つとなります
僕は、ここオーストリアの地でサッカー選手として成功を収めたい理由の一つに、日本とオーストリアとの架け橋となりたいと考えています
音楽や芸術だけでなく、林業、ワインや農業も盛んなオーストリアでは、日本と少し似たような魅力があり、僕はこのような自然の魅力がオーストリアには存在していると確信しています
ウィーンの大自然の中でランニング
以上が、オーストリアで挑戦をする理由とヨーロッパサッカーの魅力でした
第二話では"なぜ大学進学ではなく、海外挑戦なのか?"です
智哉のロッカールームではドイツ・オーストリアの魅力をサッカーと僕の挑戦を通じて発信していきます
最後まで読んでいただき有難うございます
第二話もお楽しみに