Vol.3 実際に海外に行ってみよう!渡航前の準備と渡航後の手続き
智哉のロッカールーム
第三話 実際に海外に行ってみよう!渡航前の準備と渡航後の手続き
第二話に続いて、今日は、実際に海外に行くための渡航前と後の準備と手続きについて、そして、オーストリアのワーホリビザについて書きたいと思います。
僕はビザを申請してから、1週間弱でビザが発給されました。
無事にビザが届いたので、自分がビザ申請において大切だと感じたことをポイントに絞って書きたいと思います。
オーストリアのワーホリビザは他国に比べ情報が少なく、自分自身、他の申請者のnoteやブログなどを参考にし大変助けられました!
外国人として生活していくには、サッカーを本気でプレーする以前に、海外で生活をしていく資格が必要になります。この環境が整わない限りは、挑戦すらできません。
しかし、この申請が正直メンタル的に一番疲弊します。
海外へ行かれる方は、粘り強く自分に負けない覚悟をすでに持っています。だからこそ、ビザの申請も辛抱強く怠らずに進めていきたいです。
ここでは少しでも自分自身の経験を通じて、そのサポートや、申請の流れが確認できたらと思います。
まずは、オーストリア大使館ホームページでワーキングホリデー・ビザのページを確認します
ワーキングホリデー・ビザの申請資格は以下の通りです
- 日本国籍であること
- 18歳以上で、申請時点で31歳の誕生日を迎えていないこと
- 家族や兄弟、子どもが同行することはできません。
まずは、申請書類を提出するための大使館(または総領事館)の予約を取ります。どちらに行くかは、現在の居住地域によります。僕は長野県なので東京の方へ向かいました。
ビザ申請は正直、メンタル勝負です。出国日が決まったらすぐにサイトにアクセスして空きを確認しましょう。
予約が取れたら、提出する書類の準備を始めましょう。
以下の9点が必要です
- 予約完了メール証明書
- 申請用紙
- 現地移住証明書
- ビザ用の証明写真
- パスポートとパスポートのコピー
- 往復(または往路のみ)の航空券の予約証明書
- オーストリア滞在中の旅行者用医療保険証明書
- 生活費の支払い能力を証明できる通帳のコピー
- 戸籍謄本
- 住居と銀行の手続き
- 滞在許可ビザの取得
- 人によって経験と態度の違い
*2024年1月時点での情報です、最新情報は
大使館のホームページ等で必ず確認されてください。
大使館の予約は早めに!
ワーホリビザを含む長期ビザは早くて3ヶ月前から申請可能です。そして大使館ホームページにある通り遅くとも出国日の1ヶ月前までに申請することを強く推奨されています。
1ヶ月ほど前から、予約を入れておかないと、どんどん予約が埋まっていくので、かなり待たされることもあります
僕の場合は、3週間前に予約を入れました。クリスマスやお盆、オーストリアの祝日などで大使館が休みになっている事があるので要注意です。予約が出来なくて困っている方がいたら、こまめに予約サイトをチェックされると良いと思います。
そして何よりも出国の3か月前から申請が可能ですので余裕を持って予約されることをおすすめします!
渡航後にやるべき事は主に3点!
1.住民登録をしに役所へ
2.銀行口座開設
3.お仕事探し
1.住民登録をしよう
オーストリア渡航後は役所に行き、住民登録をします。
住居の解約の際もですが、早くに役所に行けばほんの数十分で申請は終わります。
重要になるのは、なるべく早くに行って並ばない事です!
2.銀行口座開設
これは少しドイツ語、英語が必要かもしれません
申請の際に、いくつか個人情報や住所などを申請書に書きます
僕は、言語が心配だったので現地の方に手伝ってもらいました。
3.お仕事探し
せっかくのワーホリですから、お仕事もしたいと言う方もいると思います。
ウィーンの森の散歩道というサイトを見るといろんな情報が載っていますので、見てみるといいかもしれません。
と、こんな感じで渡航後はそんなにやることもありません。渡航前がとにかく大変です。
実際の経験話
ここからはドイツでの出来事になりますがビザ関連の資料を役所に提出する際によく起こりうることなので共有します。
ドイツの時は、現地で移民局に行き、語学ビザの申請を行いました。
初日に担当した新人の方はマニュアルに基づいて厳格に手続きを行う方だったため、資料の不備があるとの事で、その日は資料が返却されました。 役所に関しては、ビザの申請できる部署が朝早くから昼までとなっており、毎朝たくさんの方が並んでいるため、申請しに行くだけでも平気で1−2時間待ちます。
現地で申請される方は、なるべく早めに行くことをお勧めします。
2日目に担当は経験豊富そうなおばあちゃんでした。 不備のあった資料を改善して、それでも不安がありましたが行くしかないという気持ちで役所に行きました。 すると同じ資料でも問題なくビザ手続きを進めてくれました。 「こんな簡単にできるんかい!」 これは、担当者によってビザが発給されるかどうかが変わるという、異文化の面白さを感じました。
実際によく耳にしますが、ビザの申請には人によるところもあり、申請担当者によって結果が大きく変わり得るという事実が自分の経験からも明らかになりました。 ビザの申請は常に状況を理解し、柔軟に対応する能力が求められます。 これは、自身の手続きだけでなく、他の文化に対する理解を深める良い機会でもあります。
また、住居や銀行の手続きについても同様に、事前の準備と理解が必要です。特に、これらの施設が午前中しか開いていないということもあるので、計画を持って行動していくとスムーズに行きやすいです。
異国での生活は困難な場面も多くありますが、外国人として、外国に住むことの難しさから得られる最高の機会でもあります。
智哉のロッカールーム第三話、最後まで見ていただきありがとうございました
次回第四話は、"音楽の都オーストリアでの生活と、海外のサッカーチームと契約をする話"です。お楽しみに