Vol.16 ドイツ5部の命懸けダービーマッチ
智哉です、こんにちは
ついに後期の開幕戦! いきなりの「デュレン・ダービー」でした。 観客も多く入り、試合前から発煙筒が焚かれていて花火も上がって、あの独特のヒリついた空気。やっぱりダービーは特別です。
デューレン市(Düren)について
ドイツ西部のノルトライン=ヴェストファーレン州にある、歴史的には「紙の製造(製紙業)」が非常に盛んな街、人口約9万人の街」。 大都市ケルンと、オランダ・ベルギー国境に近いアーヘンのちょうど中間に位置する、落ち着いた住宅街が広がる街です。

そんな中、一仕事してきました。 ゴールまで25メートル。ボールが来たのは逆足の左足だったけど、迷わず振り抜いたシュートがそのまま突き刺さって、同点ゴール。 2-2の引き分けだったけど、やっぱり「結果」を出すと、周りが自分を認めてくれる感覚がある。最高だった。
もちろん、ゴールシーン以外はまだまだ課題だらけ。全然満足はしてないけれど、この一歩は自分にとって大きな意味があります。
スタートラインにも立てていないけれど

「ドイツ5部ってどのくらいのレベル?」って思う人もいるかもしれません。 僕はドイツ7部から始めて、この6年間、オーストリアに渡ったり、肩の手術をしたり、本当に色々ありました。
手術後、カテゴリーを一つ下げて6部で1シーズンやり切ったのは、このドイツ5部、そしてさらにその上へ挑戦するため。
正直、まだスタートラインにすら立てていないと思っています。でも、こうして結果を出すことで、自分を見られる数が増えてきた実感があります。#ステップバイステップ
この国で当たり前にある「環境」の差

今回改めて感じたのは、ドイツのサッカー環境の整い方。
リーグが始まる前からいろんなチームと練習試合を重ねてきたけど、どのチームにもだいたい専用のドレッシングルーム、人工芝、天然芝のグラウンドがある。 僕は長野出身だからよく分かるけど、日本だとこういう環境で子供の頃から当たり前に蹴れる場所は、特に地方ではまだまだ少ないと感じた。
アマチュアのサッカーがこれほど盛り上がるには、やっぱりそこに足を運びたくなる、応援したくなるチームが増えていく必要がある。そして企業と地域が、お互いに「支え、支えられている」という感覚を持っていないといけない。
ドイツにはその仕組みが、下のカテゴリーまでしっかりと根付いていた。
若い日本人選手と、それを見守る大人たち

今回の試合、相手チームには19歳くらいの日本人選手が何人もいました。僕がこっちに来た頃と同じくらいの年齢。
日本を飛び出し、ヨーロッパで戦う選手が増えているのを実感したし、負けてられないなと。
でも、選択肢が増えた分、その熱意を良いように扱う「大人」も間違いなく増えている。 「ドイツの方が環境がいいから」という言葉にただ引っ張られるんじゃなく、健全にチャレンジできる環境を自ら探り、見極めていくしかない。
そしてその環境やリアルを伝えるのがこの智哉のロッカールーム
嘘は書かないし、本当の事を伝えていく。今戦う、この環境を当たり前と思わず、最大限に活かしてさらに上のカテゴリーであるドイツ4部(レギオナルリーガ)を目指します。






