Vol.13|ドイツ留学系サッカー選手が語る進路選択 ― 海外挑戦という“もう一つの道”とは?

「部活をやめるか、続けるか」その前に考えたいこと

中高生にとって、進路の分岐点はどうしてもやってきます。
何度かこのblogでもお話をしてきましたが、長野県出身の私は、そもそも情報戦のサッカー界において、圧倒的に情報弱者でした。
「将来はどうしようか」「勉強との両立が難しい」「サッカーをどうやって続けるのか、それともやめるのか」「どこでプレーしたら良いのか」etc。
そもそもこの悩みを、誰に相談したら良いのか分からない。 が現実です。
私も中学3年生や高校2、3年生の当時、まさに同じ状況にいました。
誰に相談していいかわからない中で、"とにかく経験した大人の話を聞きに行って情報を集める" が自分の答えでした。(めっちゃ聞きに行った)
海外挑戦はあくまで“選択”

「海外挑戦」と聞くと特別なことに思えるかもしれません。でも私にとっては、“選択肢のひとつ” とも考えられます。
高校を卒業すると、大学に進学する人もいれば、就職する人もいます。
私は自身も大学のサッカーは練習参加をしましたし、就職の話を聞いたこともありました。
その中でも、“海外でサッカーをする”という道を選んだだけなのです。
そこに“納得感”があるかどうか、そして自分にとってサッカーとは何か?を自問自答していました。
選手が考えること

海外選択を取ろうとしているサッカー選手として大切なのは、“環境に飛び込む勇気”ではなく"圧倒的準備"です。
言葉も文化も違う。
そもそも母国で過ごさないので、外国人として過ごすためのビザを取得しなければならず、パスポートを取るところから始まります。
プロ選手であれば、代理人やサポートの方がやってくれるかもしれませんが、それでも最終的には自分で知っておかなければならないことです。
どんな選手でもそうなのではないでしょうか?(プロ選手は実際どうなんだろう)
実際、プロ選手ですらビザ問題で国に帰ったり、別の国でプレーをしなければならないケースもあります。
国は外国人としての自分を受け入れられるか見ていますから、気持ちでなんとかするぞというパワープレーは通用しません。
そんなことをしようもんなら、自国でやってくださいと一掃されてしまいます。
信頼できる大人を見つける方法

準備もできる、気持ちもある、全てが揃っている中で、次の段階が信頼できる人を探すということ。
学生の場合、私はまず先生が一番身近だと思います。
実は先生方も生徒の“進路”を考えてくれています。私も進路に悩んだとき、最初に相談したのは先生でした。
先生は“現役サッカー選手ではない”けれど、“人としての道”を教えてくれました。
大学からでも遅くはないという言葉もいただきました。
私は、当時だいぶ生意気な奴でしたので、この言葉に最初は海外へ挑戦する自分を否定されているのか?と思ってしまいました。
しかし、実際に大学の練習参加や、某チームの海外留学の話を聞いていく中で、先生の伝えてくれた言葉は、否定ではなくもう一つの選択肢なんだと高校生ながら受け入れられたのを覚えています。
「一緒に考える姿勢」が選手側にも大切だと思います。
石の上にも三年

私の周りにいる海外でサッカーをしに来て視座高き選手は、選手それぞれのこだわりがあり、選手それぞれの考えがあります。
わざわざ日本から9,000キロ離れた場所で、何を成し遂げたいのか。
私の目標は5万人の前でプレーすること。
以前、2,500人の前でプレーしましたが、そのさらに20倍の人の前で2年後にプレーする。
ここに来た意味を叶えるために、強い覚悟を持って戦う。
その挑戦が私にとっては海外挑戦なのです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!

